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お餅のおいしい食べ方「豆乳とおからのうみゃあ青汁」を混ぜ込む、かける、加えるレシピ

クリスマスが終わると、お正月の準備が始まります。
自宅でおせち料理を作るご家庭は減ってしまったかも知れませんが、お餅料理は作る方が多いと思います。
さて、お餅ですが、どうしてお正月に食べるのでしょうか?
お餅はお正月だけではなく、3月の雛祭りには「菱餅」。5月は「柏餅」や「ちまき」。10月は「お月見団子」など、一年の中での行事食として登場する機会が多い食べ物です。

私たち日本人は古来、稲には「稲魂(いなだま)」「穀霊(こくれい)」が宿り、人々の生命力を強める霊力があると信じてきました。その霊力は、もちにするとさらに強まると考えられていたのです。もちが古くから神聖な食材であったことは、奈良時代に編纂(へんさん)された『豊後国風土記』や『山城国風土記』にも記述されています。お正月にもちを食べる風習は、平安時代、宮中で行われた正月行事「歯固めの儀」に由来するといわれています。
農林水産省 特集1おもち より

お餅料理と言えば、やはりお雑煮。
お餅の種類、味付けは地方によって違いますが、主に東日本は角餅、西日本は丸餅が多く使われます。
お雑煮の他に、お餅の食べ方は色々ありますが、豆乳とおからのうみゃあ青汁を使って、野菜不足も解消できる切り餅メニュー3品をご紹介します。 切り餅は、「電子レンジ」「茹でる」「焼く」の3つのパターンで加熱しています。

青汁を混ぜ込んだあんこ餅

まだまだ寒さは続きますが、冬至が過ぎ、あたたかい春を待ちわびる気持ちを込めて作った淡い緑色のお餅。
お餅に豆乳とおからのうみゃあ青汁を混ぜ込みました。
青汁の香りが不思議とよもぎのよう。シンプルにつぶあんをのせました。
電子レンジを使って、切り餅がつきたてのお餅のようになる裏技もご紹介!

材料(お餅2個分)

◇餅(切り餅) ・・・2個
◇豆乳とおからのうみゃあ青汁・・・ 1袋
◇つぶあん・・・ 20g
◇もちとり粉(片栗粉) ・・・適量

作り方

①餅は1個を1/2カットにします。耐熱容器に入れ、上から熱湯をかけます。餅が被るくらいの高さまで入れます。
電子レンジで約1分30秒~2分加熱します。餅がやわらかくなったら、お湯を捨てます。
※加熱時間は電子レンジの機種によって変わります。餅の上部分がふっくらして、中の部分までやわらかくなった時が目安です。
豆乳とおからのうみゃあ青汁を入れて、すりこぎなどを使って混ぜ込みます。
すりこぎは水でぬらしながら使いましょう。
②まな板に、片栗粉(もちとり粉)を敷いて、1を置き、食べやすい大きさに丸めます。
器に盛り付け、上につぶしあんをのせます。

【お餅2個分 栄養成分】
・エネルギー・・・293kcal
・たんぱく質・・・5.4g
・脂質・・・0.8g
・炭水化物 ・・・63.9g
・食物繊維総量・・・2.4g
・糖質 ・・・61.5g
・塩分・・・0g

栄養計算は日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに算出した目安量です。
材料の収穫時期、メーカーの違いなどにより、数値にばらつきがあります。

胡麻&青汁餅

簡単お餅メニューと言ったら、磯部焼きや醤油砂糖餅。
このレシピも混ぜるだけなので、とても簡単です。
簡単ですが栄養は抜群!
ごまをたっぷり使ってビタミン&ミネラルをプラス。

材料(お餅2個分)

◇餅(切り餅)・・・2個
◇白すりごま・・・5g
◇豆乳とおからのうみゃあ青汁・・・1袋
◇塩・・・ 少々
◇黒砂糖・・・大さじ1/2杯

作り方

①餅は、熱湯に入れてやわらかくなるまで加熱します。湯から取り出し、器に盛り付けます。
②すりごま、豆乳とおからのうみゃあ青汁、塩、黒砂糖をよく混ぜて、1の餅の上にかけます。

【お餅2個分 栄養成分】
・エネルギー・・・290kcal
・たんぱく質・・・5.4g
・脂質・・・3.4g
・炭水化物 ・・・58.1g
・食物繊維総量・・・1.9g
・糖質 ・・・56.2g
・塩分・・・0.2g

栄養計算は日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに算出した目安量です。
材料の収穫時期、メーカーの違いなどにより、数値にばらつきがあります。

納豆おろし餅

腹持ちが良いお餅。消化を良くしたい時は、大根おろしがオススメです。
大根に含まれる酵素「アミラーゼ」が消化を促してくれます。
大根おろしに豆乳とおからのうみゃあ青汁を混ぜて、キレイな翡翠色の大根おろしに!
そして、大根おろしに合わせたのは納豆。
お餅は炭水化物が中心なので、お餅メニューはたんぱく質が不足しがち。そんな時は簡単にプラスできる納豆を。

材料(お餅2個分)

◇餅(切り餅)・・・ 2個
◇大根おろし・・・ 60g
◇豆乳とおからのうみゃあ青汁・・・1/2袋
◇納豆・・・1/2パック
◇納豆のタレ

作り方

①オーブントースターで、餅を焼きます。(フライパンでもOK)
②大根おろしに、豆乳とおからのうみゃあ青汁を加えてよく混ぜておきます。
※豆乳とおからのうみゃあ青汁が吸水性があるので、大根おろしの水分はそのままにして混ぜます。
③納豆は、納豆のタレを加えて味付けします。
器に、2の大根おろしを敷き、1の餅、納豆をのせます。

【お餅2個分 栄養成分】
・エネルギー・・・307kcal
・たんぱく質・・・8.9g
・脂質・・・3.3g
・炭水化物 ・・・58.9g
・食物繊維総量・・・3.8g
・糖質 ・・・55.2g
・塩分・・・0.4g

栄養計算は日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに算出した目安量です。
材料の収穫時期、メーカーの違いなどにより、数値にばらつきがあります。

 

【監 修】

■フードディレクター・栄養士
藤原たかこ先生
オーガニック・健康食品会社にて商品企画開発・販売促進、料理教室を担当すると共にパン、デリカテッセンの商品開発、マクロビオティック、アンチエイジングレシピをユーザー向けに提供。コラム執筆、女性の美と健康をサポートするためのレシピ商品を使ったレシピなどを、雑誌・WEBマガジンに提供するなど活躍中。著書「"効く"レシピ」。

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