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野菜たっぷり!そばで作る恵方巻

ごはんのかわりに、おそばを使った恵方巻レシピをご紹介します。
2月4日は立春。旧暦で言うと新年になります。つまり、前日の2月3日は大晦日。
昔は、2月3日に食べるそばを年越しそばと呼んでいたそうです。
そばの内側のレタスのようなものは、青汁入りのうす焼きたまごです。
太巻きは、具材をたくさん入れると巻きにくくなるのですが、
うす焼きたまごで具材を包んでから巻くと、崩れず、しっかり巻くことができます。
うす焼きたまごには「豆乳とおからのうみゃあ青汁」を加えて、彩りと栄養をプラス!
そばとの相性も抜群です。
そばは、ごはんと比較して、糖質が低めで、ビタミン、ミネラル類を含む食品です。

特に注目したいのが、そばに含まれるポリフェノールの一種のルチン。
ビタミンPとも呼ばれる成分です。
ルチンは、ビタミンCの効果を助ける作用があります。
そばには、ビタミンCが含まれていないので、野菜と一緒に組み合わせるのがオススメです。
そばには白っぽい「更科」と黒っぽい「田舎そば」があります。
更科は、そばの内側の部分を使った言わば白米のようなもの。
田舎そばは「挽きぐるみ」を使った玄米のようなものです。
今回は、そば粉8割、小麦粉2割の二八そばを使いました。
ごはんより重たくないので、1本は軽くいただけます!

材料(2本分)

◇そば(干しそば)・・・100g
◇すし酢
・米酢・・・大さじ1杯
・砂糖・・・小さじ1杯
・塩・・・少々

◇うす焼きたまご
・卵・・・2個
豆乳とおからのうみゃあ青汁・・・1袋
・みりん・・・小さじ1杯
・酒・・・小さじ1杯
・塩・・・少々
・油・・・適量
◇具材
・しその葉・・・4枚
・きゅうり(せん切り)・・・1/3本
・こねぎ(のりの幅に切る)・・・2本
・かに風味かまぼこ・・・4本
・アボカド(うす切り)・・・1/2個
・レモン汁・・・小さじ1/2杯
※アボカドは、レモン汁をかけておきます
・すしのり(焼きのり)・・・2枚

作り方

1.そばを表示通りに茹でます。
水でしっかりしめた後、ザルあげし、水気をしっかり切ります。
米酢、砂糖、塩を混ぜておいたすし酢をかけて、よく混ぜます。

2.みりんと酒を器に入れ、豆乳とおからのうみゃあ青汁を加えてよく混ぜます。
割りほぐしておいた卵と混ぜ合わせます。
ザルなどで一度漉し、なめらかにします。
フライパンに油をうすく敷き、うす焼きたまごを焼きます。


3.ラップを広げ、冷ましておいた2のうす焼きたまごをのせます。
中央に、しその葉、きゅうり、こねぎ、かに風味かまぼこ、アボカドをのせます。
クレープを巻くように、手前から、しっかりとくるくる巻き、ラップで包んでおきます。

4.キッチンペーパーの上に、1のそばをのせ、水分を除きます。
巻きすの上に、のりを敷き、そばを広げます。3をのせ、きっちりと巻き、ラップで包みます。

30分くらい置き、落ち着かせます。
食べやすい大きさに切り、器に並べ、めんつゆを添えます。

【1本分の栄養成分】
・エネルギー・・・346kcal
・たんぱく質・・・17.4g
・脂質・・・11.8g
・炭水化物 ・・・43.2g
・食物繊維総量・・・5.1g
・糖質 ・・・38.1g
・塩分・・・1.8g

栄養計算は日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに算出した目安量です。
材料の収穫時期、メーカーの違いなどにより、数値にばらつきがあります。

【監 修】

■フードディレクター・栄養士
藤原たかこ先生
オーガニック・健康食品会社にて商品企画開発・販売促進、料理教室を担当すると共にパン、デリカテッセンの商品開発、マクロビオティック、アンチエイジングレシピをユーザー向けに提供。コラム執筆、女性の美と健康をサポートするためのレシピ商品を使ったレシピなどを、雑誌・WEBマガジンに提供するなど活躍中。著書「"効く"レシピ」。

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