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3月27日は桜の日。嬉しい桜の美肌効果

桜前線がやってきて、本格的な桜の季節になりました。3月27日は桜の日です。
さくら=3×9=27の語呂合せと、*七十二候のひとつ「3月25日からの桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから、日本さくらの会が1992(平成4)年に制定したそうです。
桜が咲き始めてから散るまでの間、桜を愛でて過ごしていると「四季を感じる日本のありがたさ」を実感します。
※七十二候とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分け、さらに3つにわけたものです。気象の変化や動植物の変化を伝えるものです。
花より団子~桜を眺めて風流を感じるよりも、実益のほうが良いと言いますが、桜が咲く時期に旬をむかえる食材、華やかな桜色をイメージする春のメニュー。そして桜色のスイーツがコンビニ、デパ地下で咲き誇り、お花見気分を盛り上げてくれます。
桜あんぱん、おめでたい席には欠かせない桜湯、桜鯛。春に収穫の時期を迎える桜えび、ちらし寿しの上を華やかに彩る桜でんぶ……など。日本には、桜がつく食材やメニューがたくさんありますが、桜を見ていると食べたくなるのが、桜餅です。

◇桜餅はどっち派ですか?長命寺派と道明寺派

桜餅は大きくわけて2種類、西と東や地方によって食べている桜餅が違います。
私が桜餅と聞いて思い浮かべるのは、小麦粉で作った生地をクレープのように焼いて餡を包んだ長命寺と呼ばれるものです。小さい頃から桜餅と言えばこれでした。
もう一種類は、色をつけた餅米で餡を包んだ道明寺と呼ばれるものです。
桜餅の話をしていると長命寺派と道明寺派両者譲らず、お互いの桜餅をなかなか認めないなんてことも……。
最近は、両方の桜餅を販売している店も増えているので、長命寺と道明寺の両方を楽しめるようになりました。
2種類の桜餅に違いがあっても桜の葉で包む点は一緒です。
皆さんは、桜餅の葉は食べる派?食べない派?両者互角だそうですが、葉について疑問を持ったことはないですか?

◇桜から桜餅の香りがしないのはなぜ?美肌業界注目の、桜の花と葉の効果

桜の葉の塩漬けに使うのは葉がやわらかい大島桜、桜の花の塩漬けは八重桜、実は品種が違います。
桜餅の香りは、不思議なことに、生の桜の葉を嗅いでもあの香りはしません。
桜の葉を約半年間塩漬けにすることで、抗酸化物質のポリェノールの一種、*クマリンという独特の芳香成分が出現します。
※クマリンには長期間経口摂取した場合に、肝機能に影響があることがわかっているので注意が必要と言われています。
そして、桜の花には女性にとって、とても嬉しい効果があります。
「年齢と共に肌がなんとなく黄色くくすんできた」「日焼けしたかしら?」と感じたら、糖化による黄ぐすみが原因かも知れません。
糖化は体内だけではなく、身近に食品にも糖化が存在していて、メイラード反応と呼ばれています。トースト、パンケーキなどのキツネ色はメイラード反応によるものです。
黄ぐすみは「糖化」によりAGEsという物質が増えることで、肌の奥にあるコラーゲンが固まり、黄色く変色することでおこります。
AGEsは、たんぱく質と糖が加熱されることで作られる物質です。体内で起こる老化の原因のひとつと言われています。
桜の花エキスには、加齢と共に肌に黄ぐすみが出てくる「糖化」を抑える作用があると注目されています。
また、健康なコラーゲンの維持、肌のもちもち感、すべすべ感などの美肌や美白効果、アンチエイジング効果などが期待され、化粧品やサプリメントの原料として注目されています。

「桜のブランマンジェ風くずもちレシピ」

お祝いの席には欠かせない桜の塩漬けを隠し味に。
豆乳とココナッツミルクを使ってコクのあるミルキーな味わいに、コーンスターチでもちもち食感に仕上げた、ブランマンジェ風のくずもちです。
砂糖は使用せず、甘酒を使って優しい甘味をつけました。
ココナッツミルクが苦手な方は、豆乳のみ、または牛乳でも美味しく出来ます。

ボールにコーンスターチ40gを入れます。
泡だて器で混ぜながら少しずつ豆乳200ccを注ぎます。
ココナッツミルク200cc、*甘酒(濃縮タイプ)30g、軽く水洗いをしてみじん切りにした桜の花の塩漬け5~6個分、*クレームドカシス大さじ1杯を入れて、良く混ぜて鍋にうつします。
※甘酒がない場合は、蜂蜜や砂糖を使用してください(目安は、約40gくらいです)
※クレームドカシスは黒すぐり果実由来のリキュールです。無い場合は、省いていただいても大丈夫です。
ヘラで練るようにかき混ぜながら、中火で加熱します。焦げないように注意してください。
段々トロミがついてきます。沸騰しはじめたら、弱火にし、約3分くらい練るように混ぜます。
熱いうちに、水でぬらした型に、流し入れます。

冷めると固くなるで、「熱いうちに型に入れる」ことがポイントです。

あら熱がとれたら、表面が乾燥しないように上にラップをして、冷蔵庫で冷やし固めます。

「召し上がり方」

型から出して、お好みの大きさにカットしてください。
餡を添えて。また、ココナッツミルクをシロップのようにかけても美味しく召し上がれます。
甘さが足りない場合は、黒糖シロップやメープルシロップ、蜂蜜などをかけてください。

【監 修】

■フードディレクター・栄養士
藤原たかこ先生
オーガニック・健康食品会社にて商品企画開発・販売促進、料理教室を担当すると共にパン、デリカテッセンの商品開発、マクロビオティック、アンチエイジングレシピをユーザー向けに提供。コラム執筆、女性の美と健康をサポートするためのレシピ商品を使ったレシピなどを、雑誌・WEBマガジンに提供するなど活躍中。著書「"効く"レシピ」。

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