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疲労回復レシピ 薬味たっぷりごはんの豚丼

7月20日は土用の丑の日です。
土用は立春、立夏、立秋、立冬の直前約18日間のことです。
さらに、土用の期間の日にちを、12日周期で割り当てた十二支の「丑」と重なるの日が「土用の丑の日」です。
つまり、土用の丑の日は、土用の期間の「丑」の日になります。
土用は、毎年変わるので、土用の丑の日も毎年変わります。
さて、夏の土用の丑の日に食べるものと言ったら鰻ですね。
土用の丑の日に話題になるのが、「鰻が高騰していることと、稚魚の減少」。
そのためか、鰻に似た代替え魚や、さんまなど、鰻以外のかば焼きも、魚売り場で見かけるようになりました。
そもそも、鰻の旬は脂がのる冬です。
夏は鰻の旬ではないので、夏の売上低迷を防ぐための、一種の販促活動が始まりだとか。
また、「丑の日のう」にちなんで、うがつく食べ物、「うなぎ、梅干し、うり、うどん」なども食べられていたそうです。
「う」はつきませんが、土用の丑の日にスタミナをつけ、疲労回復効果が期待できるメニューをご提案します。
使う食材は豚肉です。
豚肉には疲労回復効果がある栄養素がたっぷり含まれています。
この豚肉をソテーし、バターぽん酢ソースをからめ、豆乳とおからのうみゃあ青汁と薬味をたっぷり入れたごはんの上にのせたスタミナメニューです。

材料 1人分

◇豚肉(かたロース赤身)・・・80g
◇ぽん酢しょうゆ・・・大さじ1杯
◇バター(無塩)・・・5g

◇ズッキーニ・・・1/4本
◇植物油・・・小さじ1杯
◇ミニトマト・・・2個
◇こねぎ(小口切り)・・・小さじ1杯分

◇ごはん・・・1膳分(130g)
◇薬味すし酢
・みょうが(みじん切り)・・・1/2本
・しょうが(みじん切り)・・・小さじ1杯分
・米酢・・・小さじ1杯
・砂糖・・・小さじ1杯
・塩・・・少々
豆乳とおからのうみゃあ青汁・・・1/2袋

下準備

A;耐熱容器に、薬味すし酢の材料をすべて入れ、よく混ぜます。電子レンジで約1分加熱した後、豆乳とおからのうみゃあ青汁を入れ、混ぜておきます。


B;ズッキーニは、縦半分に切った後、輪切りにし、水に約10分浸けアクを抜きます。

①薬味ごはんを作ります。
ボウルに、ごはん、Aを入れ、切るように混ぜ合わせ、器に盛り付けておきます。


②フライパンに油を敷き、Bのズッキーニを並べ、軽く焼き色がつくまで中火で両面を焼きます。
ズッキーニを端に寄せ、豚肉を入れて火が通るまで焼きます。


③火を止め、ぽん酢しょうゆとバターを入れて、フライパンをまわし、余熱でバターを溶かしながら、豚肉とズッキーニにからめます。
④1のごはんに、3を盛り付け、上にこねぎをのせます。付け合わせにトマトを添えます。

 

1人分の栄養成分値

・エネルギー・・・454kcal
・たんぱく質・・・20.5g
・脂質・・・14.9g
・炭水化物 ・・・56.1g
食物繊維総量・・1.7g
糖質 ・・・54.4g
・塩分・・・1.0g

 

栄養計算は日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに算出した目安量です。
材料の収穫時期、メーカーの違いなどにより、数値にばらつきがあります。

【監 修】

■フードディレクター・栄養士
藤原たかこ先生
オーガニック・健康食品会社にて商品企画開発・販売促進、料理教室を担当すると共にパン、デリカテッセンの商品開発、マクロビオティック、アンチエイジングレシピをユーザー向けに提供。コラム執筆、女性の美と健康をサポートするためのレシピ商品を使ったレシピなどを、雑誌・WEBマガジンに提供するなど活躍中。著書「"効く"レシピ」。

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